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2014/03/09

立ちごけ2014年3月・・・(T_T)

気温10℃近くなった正午。
寒かったが快晴だったので
久しぶりに神奈川の宮ヶ瀬湖当たりを
ツーリング。
自宅からは、40分位。往復2時間弱で
気軽にいけるお散歩コース。

本当はフロントキャリパーの揉み出し清掃
したかったが、暫く走ってなかったので
軽く走りにいた。

週末の土日の幹線道路は、いつも混雑。
空いている道を選んで遠回りで宮ヶ瀬湖へ。

自分は人が集まる場所は苦手なので
宮ヶ瀬湖にあるパーキングはいつも素通り。

新しいコンビニができていて、そこでコーヒ飲みながら休憩。

先日の大雪から2週間以上経つが山間のコンビニ駐車場には
大量の雪が残っていた。

気温も寒い日が続いているので中々溶けない様子。

快晴ということもあって、あたりにはバイク、走り屋四輪が
沢山来ていた。

色々なマフラーからの排気音が響く。

自分のBANは、マフラーはヨシムラのR77Jサイクロンに
変えているが、音は静か。車検対応だし。

もともとあまり大きい音のマフラーは好きじゃない。
静かな方がいい。

好みはそれぞれなので否定はしないが騒音による迷惑だけは勘弁だ。

30分位一人で山間の寒くて澄んだ山間の景色と空気を堪能して
ストレッチで体をほぐし、帰宅することに。

帰りの道中、晩飯をいただきにいつもの定食屋さんへ。
食事を済ませ携帯の修理にとdocomoショップへ行く際の出来事。

フルパニアでdocomoショップのあるお店の路肩に乗り上げようと
ハンドルを左に切り、縁石を慎重に乗り上げようと思ったら
なんと左パニアがポールにあたる。
右へバランスを崩し、右足で踏ん張るが
バイクは右へ転倒(立ちごけ・・・)

実はつい先日、赤信号待ちで停止中に、交差点に合流しようと
バイクにまたがったおじさんがバランスを崩し、左に立ちごけするのを
目のあたりにした。
そのおじさんは、重そうにバイクを2-3回でおこした。
自分ででかい300kg超のバイクを自力で起こしていたオジサンは凄いと思った。

その一部始終を見ていた自分は、明日は我が身。
立ちごけ気をつけねばと心に誓った・・・・。
俺のBAN、フルパニアでは起こせないなと。

それから数日後、まさか自分が同じ目にあうとは・・・

右に立ちごけした後は、信号待ちの車にバイクが当たらなかったことが
不幸中の幸い。本当によかった、助かった。
とにかく起こさねばと、思いながらも、フルパニアのバイクは
一人では起こせないと思っていた。
通り過ぎる歩行者の刺さるような冷たい視線・・・・
見ないで-(T_T)
はずいわ・・・

右に倒したバイクは、パニアのサイドケースがガードとなって
路面とバイクに隙間が20cm程隙間が空いていた。
そこに手を入れて右ハンドルとタンクを右から思いっきり押す。

たてーーーーーー
血管切れそうになりながらも、バイクが起きる。

自分でも信じられなかったが、バイクはなんとか垂直に。

フルパニアのBANは積載物込みで300kgオーバーだとおもう。
起こせるもんだな・・・・

しかしギアが1速に入っている為そのままでは動かないので
クラッチをきりながら、バイクの右から支えて
安全な路肩までバイクを移動させる。
いつも左から支えているバイクを右からハンドリングするのは、かなり怖い。
誤って左にこかしてしまいそうやった・・・・。

この間、約5分。
たった5分が1時間以上に感じた・・・ふうー。

ぷるぷるしながら停車後、見たくない傷をチェック。

以下、損傷状況

・全体損傷箇所


①右パニア前側、深いガリ傷。

②右エンジンガード(クラッシュプロテクタ AGRAS)前側、かなり深いガリ傷。

③右クランクガード(LSL)下前側、深いガリ傷。




以上

つまり、通常、各種ガードがないと損傷したと
思われる以下のパーツは無傷だった。

・マフラー(ヨシムラ)
・右アンダーカウル
・右ウィンカー
・右クランクケース

今回は、全て各種ガードがカウルなどを
ガードしてくれ、損傷なし。

各種ガードは、これまでの2年間で何度か立ちごけした際に
こまかい傷がついているので、タッチペンや簡単な塗装で
済みそう。

ありがたや、各種ガード。

特に、アグラスのクラッシュプロテクター(4万弱)
は、かなりカウルを保護してくれている。
購入時は高価な事から購入を迷ったが
アンダーカウルを買い直す(3万弱:片側)事を考えたら
安く済むと思いおもいきって買って良かった。




あと、LSLマウントキット
以前、同じく右に立ちごけした際に取付部分の
下側がバイクの重みで少し曲がっていたが
これもしっかりとエンジンを守ってくれた。
そのお陰でまたマウントキットは傷ついたが・・・
しっかりと仕事はしてくれていた。
 
 

立ちごけしない事に越したことはないが
各種ガードがしっかりと仕事をする事がわかったので
ちょっと安心。

また時間があるときに傷ついた各種ガードはDIYで
補修してあげよう。

あと、立ちごけした後に思ったが
コケた時に、バイクが近くの車や通行人などにあたったら
大変だった。

相手はいい迷惑。

最悪の場合は、怪我をさせてしまう。
改めてバイクの取り扱いは細心の注意を払わねばと
考えさせられた日であった。

余談だが、今日はなぜか近所へのツーリングだったにも
関わらず、膝プロテクターをつけて出かけた。
お陰で、立ちごけしても足は無傷。

やっぱりバイクのガードだけでなく、自分の身を守る
各種プロテクターの重要性を再認識できた。

プロテクターは、ライディングジャケット(HYDO製)
を着ているが中には各種プロテクターが
肘、型についている。

 

胸部プロテクターもあるが、今日はしていなかった。
今後は、油断せず、胸部プロテクターもしていこう。

ダイエットして、ちゃんと胸部プロテクターしてジャケットきれるように
しなければ(笑)


2014/03/08

ネット回線 外出時:WiMAXを契約

色々な通信デバイスを利用する為
通信制限がない、WiMAXを契約。

携帯はDocomoを利用しているのだが
テザリングしていると直ぐに7GB制限に引っかかり
128kに低下してしまう。

そこで利便性は劣るけど、経済性を優先して
WinMAXをメイン回線にして、運用してみることに。

Docomoの4G回線は解約(パケホーダイライト:7GB制限、4700円/月)
WiMAXは価格.comで最安値だった「GMOとくとくBB WiMAX(40MB)」
を契約(約1850円/月)

自宅でのWiMAXの実速度は、約3-4MB前後。
動画視聴では、ちょっと遅いが、安いので我慢。

このWiMAXルーターをdocomoスマホ、タブレット、PCなどで
利用。

WiMAXのデメリットとしては、ツーリング先の山奥や田舎では
回線が入らないことが多い事。
また、バイクで走行中にはWiMAXの基地局を常に移動するため
回線もとぎれとぎれ。
だから、走行中に携帯を使ってGoogle Mapなどでナビとして
使うにはWiMAXの電波が途切れるため、実質使えない。

なので、バイクの走行時に使う回線は、au携帯の3G回線を使って
GoogleMapのナビを使ってみる予定。

ナビは、オフラインのpanasonic製のゴリラ(地図が2011年版で古い)
をメインで使って移動。
機種は「CN-MC02L



でもナビは、はやりネットにつながっていたほうが何かと
情報検索に便利でそれは停車時、休憩時にWiMAか
auの回線を使って調べてから、GoogleMapのオフライン機能を
使って設定すればいい。

WiMAXルーターは、mobile slim という仕様上は12時間稼働する機種。
バイクに乗っている時は、バイクのバッテリーからmicroUSB経由で
mobile slimを充電できるので電池切れの心配はない。

mobile slim

http://kakaku.com/bb/plan.asp?bb_planUnitCD=3719001&bb_pref=13&bb_monthType=11002


巷では、WiMAX2+なる100MBの速度がでる新規格対応機種も
出ていたが、自分の住んでる地域ではまだ電波が入らないので
今回は旧規格のWiMAX回線にした。




端末毎にネット回線契約をしていたら大変なので
しばらくこの運用で使ってみる予定。

WiMAX回線は、2年縛りで1850円/月なので、2016年3月までは
この運用を続けないと。

あと、WiMAXは屋内に電波が届きにくいので気をつけねば。

自宅の固定ネット回線は、WiMAXを使ってみて必要に応じて
契約を検討する予定。

今住んでる賃貸物件にはJCOMの1MBが無料でついてる。
今どき、1MBって・・・
でも無料だから文句は言えない。
12MBにすると2000円/月で回線容量をUPできるようだ。
一般でJCOM NETに申し込むと高いなー。
JCOM NET 12Mコースで4200円(税込み)かー。


WiMAXルータ=1850円/月
JCOMネット=2000円/月
合計4000円/月
年間48000円

docomoの7GB制限ある4G回線を4700円/月で
契約するよりは低コストで済む。


平日仕事。帰宅は深夜で帰宅後ネットはほとんど使わない。
週末は、お出かけが多いので自宅のネット回線も使わない事がおおい。

通信回線コストを安価に賢く運用する方法はこれからも模索が続く。



2014/03/07

春は何処・・・

自分は神奈川県の北の方に住んでる。

今日、健康診断にバイクで出動した。
朝、8時過ぎに出発。

しかし寒い。

防寒はしていたが、健康診断するので
ライディングジャケットはやめて厚手のコートで
出かけたが、出動して3分で凍えそう。

グリップヒーターとヒートグローブ、ヒートシーターの
お陰で手とお尻は暖かいが、膝、クビ、つま先が
あっという間に凍結状態。

バイクにつけている気温計をみると
3℃の表示。そりゃー寒いわ・・・。

3月も中盤になろうかという今日この頃だが
春は何処。

来週末位から天気予報では暖かくなりそうだが
期待していいのかな?

春よ来い。

8年ぶりの健康診断・・・2014年41歳の冬。

いきなりだが、自分の家系はガン家系だ。
母は胃がん、父は白血病(血液のガン)。
これはどう見ても俺はガンで死ぬ。
しかもそう遠くない日に発症する。

保険はガン保険も入ってる。
周りに迷惑がかからないように
出来る準備はしなくては。

去年暮れにインフルエンザで死ぬ思いをした事が
きっかけで、表立った体調の変化はないが
久しぶりに健康診断を受けてみようと思った。

なんと8年ぶり・・・

8年前の検査結果は、健康児そのもので異常なし。
身長175cm、体重62キロ、体脂肪13%でちょっと痩せ気味。
視力は両目とも1.2。

そして8年後の2014年3月。
体重は69キロ、体脂肪18%と順調に肥満に向かってる。
確かに、体が重くなった気がする。
筋肉が衰えていることもあるだろうが、このままでは
カッコ悪いおっさんになってしまう。
何より、バイク乗って腹がバイクのタンクにつくのは嫌だ(笑)

ということで、今日からダイエット開始。

目標は、6キロ痩せて、63キロまで落とす。そう夏までに(笑)

海はここ10年以上いってない。
海にいてももっぱら水着のお姉さまを遠目に眺めるくらい。

そう、今年は海に行くために腹筋割らないと!

今日は3月なので夏休みのある8月を目標に
5ヶ月でダイエットプラン作成することに。
一ヶ月1キロちょっと減量ペースで目標達成の予定。

ただ、食事制限だけでは限界があるので
久しぶりに走ることにした。週末だけだけど・・・。

走って足腰鍛えたら、バイクで立ちごけしそうなときに
ぐっと足で持ちこたえる事ができるはず!

なにより体が軽くなり筋力ついたらきっと体は軽くなり
腰痛も良くなるはず。

ついではタバコもやめよう。

実は去年禁煙に3ヶ月で失敗している。

日々節制して、かっこいいおっさんライダーになるのだ。


2014/02/22

リア・キャリパーのパッドピン、ネジなメタ(T_T)

キャリパーのメンテナンスをDIYしようと
色々と保守部品、専用の工具、ケミカル類を揃えた。

1. ステンレス、パッドピン(デイトナ)@1600円☓3個(計4800円)
2. キャリパーピストン脱着ツール(アイネット)@3000円
3. メタルラバー(スズキ)@1600円☓3本(4800円)
4. パッド(フロント用6個=3回交換用、リア用5個)
5. キャリパーピストンシール(前後3個)(純正部品)
6. 耐熱グリース()


1. DAYTONA,ステンレスパッドピンセット


・商品番号:32991
・仕様
 ・ピンシャフト径:Φ5.8mm×全長:64mm
 ・パッドピン×1、プラグ×1のセット
 ・1キャリパー1本使用。
 ※純正パッドピンが60mm以下の場合、使用不可!
・特徴:
パッド交換時にはパッドピンも交換!サビなどによる引っ掛かりから解消され、
スムーズなブレーキングフィールが体感できるかも・・・。
スチール製の純正パッドピンのリプレイス品。
サビにくいステンレス製でブレーキパッドの滑らかな動きを確保。
※Wディスク車は、2キャリパー分必要。


2. キャリパーピストン脱着ツール(アイネット)

ai-net アイネット :【エービス】
キャリパーピストン脱着ツール
商品番号:23804
ブレーキオーバーホール時の必需品です。
ピストン内径16.5-37mm対応(整備用品)
キャリパーピストン脱着ツール
対向ピストンに対応

3. SUZUKI :メタルラバー

商品番号:99000-59019
容量:300ml
ブレーキシリンダーの組付用。各種金属の防食及び潤滑に優れた効果を発揮。

4. ブレーキパッド
RISE CORPORATION/ライズコーポレーション
エボリューションブレーキパッドは銅フレークを配合したセミメタルパッド。
コストパフォーマンスに優れたストリート向けスポーツパット。
低中速から高速まで安定した制動力と耐フェード性、ウェット時の安定性を発揮。
街乗りからスポーツ走行まで幅広く対応。

※必ず現車のパット形状を確認。
※パッド装着後は、走行前に必ずブレーキを作動させ、
ブレーキが正常に機能しているかを確認。

リア用

型番:EV-163D ブレーキパッド(リア用)
商品番号:T01Z9990011BK
@850円(1フロントキャリパー用)


EV-344D ブレーキパッド
※フロントダブルディスク車は必ず左右セットで交換。
RISE CORPORATION/ライズコーポレーション
型番:EV-344D(フロント用)
商品番号:T01Z9990044BK
@900円(1フロントキャリパー用)



bandit1250F/2012年モデルは、純正のキャリパーのパッドピンは
鉄製(?)(スチール製?)で、サビが心配だったので
このDAYTONAのステンレスへ変更することにした。

大きさは、純正よりもピンは3mm程長いようだが、問題なかった。

キャリパーは命を預けるバイクのブレーキを制御するので
慎重にサービスマニュアルを熟読・・・。

2月の寒空で気温5℃の中、作業開始。

今回、キャリパー脱着に際して、3ヶ月ほど前にリアのブレーキパッドは
交換していたので、キャリパーの清掃とピン交換を計画。

キャリパーのピストンが熱やサビで劣化するとキャリパーに
固着して、ピストンの動きが悪くなってしまいブレーキの効きが
悪くなるとの事。

丸2年、banを3万キロ以上走り、ピストンが固着する前に
メンテをしておこう。

まずは、リア・キャリパーを固定しているネジ2本を外す前に
パットを固定しているパッドピンを外しにかかる。

パッドピンを外すに際して、マイナスドライバーでパッドピンの六角
を塞いでいる蓋(?)を外す必要がある。

慎重にマイナスのねじ山を舐めないように慎重に外しにかかる・・・

・・・が!、硬い!舐めそうで怖かったでの力を入れにくいだけでなく
マジかたい。血管が切れそうなくらい力を入れ、一気にネジを回そうと
ドライバーを回すと・・・

「ごりっ!」

ひえーーー!(T_T)

ねじ山なめてもうた(T_T)

かなり重症な感じ・・・。





こうなったら自分のもってる工具ではネジ緩められそうになかったので
バイク屋へ持って行こうと、外したマフラーをいそいそと取り付ける。

バイク屋へ行く途中に、スズキの車ディーラーと整備工場を発見して
「おー!この舐めたネジをはずせる特殊工具がありそうだ!」と
勝手に思い込み、駆け込んだ。

しかし、車の整備工場の路肩は、この2週間連続で降り積もった
大雪が残っていて、危ない。
立ちごけしそう・・・。

慎重に店長らしき年配の作業服のおじさんに声をかける。

自分→
「あのー、お仕事中申し訳ありませんが、バイクのネジ舐めてしまって
とれるか確認して頂けませんか?」

おじさん→
「どこ?こりゃーダメかもな-・・・。」

すると、おじさんは工場の奥から若手のメカニックを5名呼んで
ネジを外せるか確認してもらう。

神にもすがる思いで、立ち寄った地元の車整備工場。
つなぎをまとった、5人の若者はいずれもプロの顔。

自分のここをの声→
「おおお!屈強そうな若者メカニック。足腰にまとった多くの特殊工具」
「あなた達なら、この舐めたネジ外せるよ!きっと出来る!頑張って!」

すると、若者メカニックが次々に見たこともない特殊工具でチャレンジしていく。
が・・・・、一人また一人と「これ厳しいですね・・・・」

と溜息をついて、足早に去っていく・・・(T_T)

自分の心の声→
「(T_T)・・・、ダメですか・・・そんなにあっさり・・・」

すると最後に残ったイケメン、ピアス、茶髪の若者が舐めたネジに
何度も、次から次へ様々な特殊工具でチャレンジしている。

自分の心の声→
「嬉し涙(T_T)&おお!イケメン兄ちゃん!頑張れ!」

彼の作業は、外見のチャラさとは異なり、しっかりとしている。
そして丁寧。

自分→
「いかがですか?お仕事の邪魔してすみません。」

イケメンメカニック→
「・・・、なんとかしたいですが、貫通ドライバーでやっても
ネジはびくともしないですね・・・。厳しいかもです」

自分の心の声→
「号泣!!!(T_T)(T_T)(T_T)!!!!!」
「そうですかーーー(T_T)」

自分→
「お忙しいのにお手数おかけしましたm(__)m」
「諦めます」
「リアキャリパー毎交換します」
(3万の出費!!!(T_T)イヤだー-)

イケメンメカニック→
「お力になれず申し訳ありません」

自分→
「こちらこそ、お手数をおかけしました」
「有難うございます」

丁寧にお辞儀してお礼を伝えて、外したマフラー取付
流れ落ちる涙をヘルメットでかくして、工場を去った・・・。

リアキャリパー全体交換・・・、3万以上だな。
死亡だ(T_T)

最後の望み、赤男爵があった!
そうだ、バイクのプロならなんとかなるかも!

ただ自分で舐めてしまったネジを外してくれるのか?
疑問だ。

ただもう赤男爵様しかない。

赤男爵へアポ電話もいれずかけこんだ。

自分→
「あのー、アポイントないんですが、ネジをなめてしまって
外せるか見て頂けませんか?」

赤男爵の20台前半と思われるメカニック
「見せてください。・・・・なるほどやってみましょう」

その若者はおもむろにバイクをピットに持込み
さっきのスズキ車整備工場と同じ、貫通マイナスドライバーで
ガツガツとハンマーで叩いている。

自分の心の声→
「あーー、バイクの整備プロもそのやりかたですか・・・」
「さっき車整備工場のイケメンメカニックも同じ方法やってましたが
だめでした(T_T)。やっぱりダメなんですね(T_T)」
「やっぱりキャリパー毎交換か・・・死亡だ(T_T)」

すると、そのメカニックは貫通マイナスドライバーの向きを変え

カッツーーーン

おおおおお!
外れたーーーー!
スンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!

メカニック→
「リアキャリパーのパッドピンの蓋はよく錆びたり、固着したりして
ねじ山舐めてしまう人多いんですよ。」
「簡単な作業で、パスポート会員さんなんで無料でいいです」
「パッドピンの蓋は、六角の奴に変えるともう舐めませんよ」
「気をつけてくださいね」

自分→
「ありがとうございます!!!!」
「本当に有難うございます!(涙目)」

そしてその若いメカニックは、ピットからバイクは移動させ
「お気をつけて!」とまたピットに戻っていった・・・。

かっこいい!
凄い、さすがプロ。

今日ほど、赤男爵様をありがたいと思ったことはなかった。

赤男爵に頼むメンテの工賃を浮かして、自分でDIYでいこうと
決めたが、プロはやはり心強い。

自分でやるメンテとプロに任せるメンテはしっかりと見極めないと。
心を新たにした瞬間だった。

舐めたネジたとれた感動を旨に、日が暮れるまでに
キャリパーの清掃とパッドピン交換を終わらせるべく
そそくさと帰宅し作業を再会。

マフラー外して、キャリパーの2箇所のネジを慎重に緩め
パッドピンを六角で緩める。
キャリパーを外した。
パーツクリーナーでキャリパー掃除し
ブラシで綺麗にした。

そして、綺麗になったキャリパーピストンに
ヤりたかったキャリパーのピストンへメタルラバーを
吹き付ける。
特殊工具をつかってピストンをグリグリまわして
固着してないことを確認して、動きを柔らかくする。

何度もピストンをゴリゴリ回して、メタルラバーを
十分に吹きかけ浸透させる。

外気が3℃近く寒くて手がうまく動かない(T_T)

もっとピストンを動かしたいが、寒くてもう限界(笑)

いそいそと、新しいデイトナのステンレスのパッドピンに
グリスをたっぷり塗って、六角でパッドを装着。

うん、サイズはぴったりで大丈夫!
よかった。

キャリパーを固定する2つの固定ネジを仮止めして
しっかりと固定されていることを確認してから
本締め。しかし、締め過ぎは怖いので適度に固定(笑)

去年末に規定トルクレンチを2本買ったが、デジタル式では
ないので、トルクの設定がわからず使えない(T_T)

今年中には、チェーンと前後スプロケットの交換を予定して
いるので、早めにトルクレンチのトルク設定の使い方調べないと。

キャリパーをしっかりと車体に固定してから
動作テスト。エンジンをかけて、1速に入れて
リアブレーキレバーを踏んで後輪のブレーキが
しっかり効いていることを何度も確認。

よーし!できた!

リアブレーキのテストドライブに行きたかったが
辺りが暗くなってきており、寒さも限界だったので
諦めて、シートをかけた。

フロントキャリアパーのパッドピン2本も交換しようと
デイトナのステンレスのパッドピンを購入していたので
今度、フロントキャリパーも交換しよう。

でも慎重に作業せねば。

この一連の作業に、5時間くらい・・・
苦労しただけあって大変勉強になりました。

2014/02/16

マフラーから水漏れ?

雪かきで、ヘロヘロになった状態だったが
バイクのエンジン状態をチェック。
セル始動!

「きゅるきゅる、ぶおーん」

セル始動時の電圧は11.8V~12Vと弱めの表示

この電圧測定結果があっているのか疑問があったが
セルの始動音を聞く上では、確かに弱々しいセルの音。

これは寒さによるSHORAIバッテリーが弱ってるのか
盛りだくさんの電装品による電圧不足なのかは
現在の電圧計の精度を再度ハーネスを見なおしてから
計測してみて真偽を確かめないと。

大雪で道路は冠水、凍結しているので
バイクは2週間連続で乗れなかったが
暫くエンジンをアイドリング。

すると、ヨシムラマフラー(R77J サイクロン)
のエキパイとの接続部当たりから水がたれていた。

初めて気づいた現象で、マフラー内に雨か雪が
侵入したのか?と思ったが調べてみると・・・

■マフラーから水滴、水漏れの原因
ガソリンは化石燃料(炭→炭素)。
これを燃やした爆発力で動くのがエンジン。
この爆発現象を今までは自然吸気で行っていた為、
最適な混合比で爆発させられなかった為、
燃焼しきれなかった炭が黒い排気ガスとしてマフラーから
出ていました。

爆発によって燃焼した(化学反応した)ガソリンは
CO2と水に分離される。
目に見えない気体のCO2はそのまま大気に混ざり、
エンジン内では高温で水蒸気であった水が、
マフラーで冷やされ水滴に戻り、マフラーから滴り落ちる。

そして、その現象が現在高燃費車両は高効率で燃焼させる為、
水滴の量も増え、気温の低い日には目立つ様になりました。

なお、マフラー内の汚れを含まなければ、滴り落ちる水は「純水」で無害。
但し、この弊害としてマフラーは基本的に鉄製。
短時間の走行ばかりで、マフラーが乾かない車両の用い方をすると、
マフラーの寿命を短くする。

なんだー、この水はガソリンの燃焼後のカスなのか。

てっきり、マフラーのエンドの穴から水が混入して
悪いことをしているのかと思って心配した。
どうやら問題ないらしい・・・。

しかし、いらぬ心配したくないので
保管時はマフラーのエンドに詰め物して
水分の侵入を防ぐようにしよ。

▼これ


あと、マフラー内部に溜まった水を抜く穴が
マフラー下部に空いているとの事。
確かに、マフラーの下の部分からいつも
水が垂れている。

ガソリン燃焼によってマフラー内に溜まった水を
意図的に抜くようにマフラー下部に
水抜き用の穴があいているとの事。

なるほどー。

今度、自分のヨシムラのマフラーR77Jサイクロンの
下を覗きこんで水抜き穴見ておこう。

どうやら稀に水抜き穴がふさがってしまい
マフラー内に水がたまり、マフラー内の
鉄部位にサビが発生してしまうとのこと。

常にガソリンが燃焼して水が出てくるので
意外に見落としがちなこのマフラーの水抜き穴
メンテナンス時には確認するようにしなければ。

バイクの保管方法(主に防水)

自分は賃貸のアパートにバイク用に車の駐車場を
借りている。週末のバイクいじりはその駐車場で
バイクをばらしてメンテしている。

保管方法は、コンクリートの駐車場に
シートを3重にかけて保管。

シートの脱着は面倒だけど、10年乗る計画なので
サビの大敵である雨直撃は可能な限り避けたい。

バイクに最初にかける3つのシートは
バイクにかける順番で以下の通り。

1.毛布
 → 目的:カウル傷防止用
 → サイズ:ダブルサイズ(140cm☓200cm)のモフモフ(?)毛布
 → 仕様:冬用暖かい毛布

2.シルバーシート
 → 目的:防水対策=主に雨
 → サイズ:3畳分の防水シート(シルバー)
 → 仕様:軽トラ荷物台用

3.バイクカバー
 → 目的:盗難対策
 → サイズ:4L(?)
 → 仕様:耐熱カバー(マフラー暑くても溶けない)

自分のバイクは、ほぼフルパニア(トップケース、サイドケース装備)
で走り、保管もそのままフルパニア状態で駐車保管している。

バイクですり抜けは基本しないし、出かけるのは人気(ひとけ)のない
山が殆どだから、フルパニアでのすり抜けなどは考慮していない。

この3つのシート状態で保管しているとバイクに乗る週末に
出動時、保管準備時などは一手間かかるが、これまで2年間
続けてきた。

今回の大雪でのシート内の雨、雪による
水漏れ状況を調べると・・・

さすが!まったく浸水なし!
厳密にはシート下には雪が積もっていたが
これは許容範囲内。

手間をかけて後悔のない保管をこれからも続けようと
心を新たにした時でした。